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コンテンツライターとは 未経験から仕事にする道筋とWebライターとの違い

コンテンツライターとは 未経験から仕事にする道筋とWebライターとの違い

文章を書くのは好きだし、得意なほうだと思う。求人を見ていると「コンテンツライター募集」「未経験歓迎」という言葉をよく見かける。

けれども、Webライターとは何が違うのか、未経験から本当になれるのか、どこから手を付ければよいのかが分からない。この記事は、そうした迷いを抱えている方に向けて書いています。

コンテンツライターという仕事の中身を整理したうえで、Webライターやコピーライターとの違い、未経験から最初の仕事を得るまでの道筋、続けていくうえでつまずきやすいところを順番に見ていきます。

読み終えたときに、自分が今日から何をすればよいかが1つ決まっている。そこをこの記事のゴールにしています。

目次

Q&Aサイトに並ぶ、同じ迷い

先日、Q&Aサイトでこのような切実な悩みを拝見しました。

投稿者は、ライターの仕事に就きたいと考えている方でした。文章を書くのは得意なほうだけれど、ウェブのページや記事に分類されるものは書いたことがない。

できればフリーランスより、ウェブのサービスを運営する会社に所属してライターとして働きたい。求人には「未経験可」と書いてあったけれど、完全な未経験では厳しいだろうか。

未経験からなった人がいれば体験談を聞きたい、という内容です。

回答はさまざまでした。ある人は、学生時代に書きためた作品の束を面接で見せて採用された、という自分の経験を書いていました。

別の人は、厳しいだろうと短く答えていました。同じ質問に、正反対の答えが並んでいます。

答えが割れる理由

答えが割れているのは、どちらかが間違っているからとは限りません。「ライター」という言葉が指す仕事の幅が広く、未経験で入れる入口と、経験がないと入れない入口が混ざって語られているからです。

書いたものを見せて採用された人は、実績の代わりになるものを自分で用意していました。厳しいと答えた人は、何も用意せずに応募した場合を思い浮かべていたのかもしれません。

未経験から仕事にできるかどうかは、経験の有無そのものより、経験の代わりに何を見せられるかで決まります。

コンテンツライターの仕事の中身

コンテンツライターは、ウェブサイトに載せる記事や読み物を書く人を指すことが多い言葉です。会社のホームページのお役立ち記事、商品やサービスの解説、よくある質問への回答、導入した会社への取材記事、メールマガジンの本文。

読む人の疑問に答えたり、知りたいことを整理して伝えたりする文章を、依頼主の目的に合わせて書きます。

書く前の仕事が、半分以上を占める

コンテンツライターの仕事は、文章を書くことだけでは終わりません。書く前に、誰が読むのか、その人は何に困っているのか、読んだあとにどうなってほしいのかを依頼主と確かめます。

検索で読まれる記事であれば、その言葉で検索する人が何を知りたがっているかを調べます。調べたことをもとに見出しの構成を作り、依頼主に確かめてもらってから本文を書きます。

書いたあとも、事実の確認、表記のそろえ方、依頼主からの修正への対応があります。慣れた人でも、1本の記事にかかる時間のうち、本文を書いている時間は半分に満たないことがよくあります。

文章を書くのが好きという気持ちは大切ですが、それと同じくらい、調べることと確かめることが苦にならないかが問われる仕事です。

工程 すること 向いている人
依頼の確認 読む人と記事の目的を確かめる 相手の話を聞いて整理するのが得意な人
下調べ 読む人の疑問と一次情報を調べる 調べものが苦にならない人
構成づくり 見出しの流れを組み立てる 話の順番を考えるのが好きな人
執筆 本文を書く 分かりやすく言い換えるのが得意な人
確認と修正 事実と表記を確かめ、直す 細かいところに気づける人

表を見ると、執筆は5つの工程のうちの1つにすぎないことが分かります。どの工程が得意で、どの工程が苦手かを知っておくと、自分に合う仕事の選び方が見えてきます。

依頼主がライターに求めていること

依頼主がコンテンツライターに求めているのは、上手な文章より、読む人に届く文章です。専門的な内容を、その分野に詳しくない読み手にも分かる言葉に置き換える。

読み手の疑問の順番に沿って話を進める。事実と意見を分けて書く。

こうした力は、文章の上手さとは少し別のところにあります。

未経験の人が見落としがちなのが、依頼主の事情に合わせる力です。会社の方針で使えない言葉がある、競合の名前は出さない、法律に触れる言い回しは避ける。

こうした決まりを守りながら書けるかどうかは、1本目の納品で依頼主が真っ先に見るところです。

Webライター、コピーライターとの違い

コンテンツライターと似た言葉に、Webライターやコピーライターがあります。求人や案件の募集では、これらの言葉がはっきり区別されずに使われていることも多く、未経験の人が迷う原因になっています。

Webライターとの違いは、言葉の範囲

Webライターは、ウェブに載せる文章を書く人を広く指す言葉です。記事だけでなく、商品の説明文、口コミのまとめ、ニュースの要約まで、ウェブ上の文章であれば幅広く含まれます。

コンテンツライターは、その中でも、読む人の役に立つ読み物としての記事を書く人を指して使われることが多い言葉です。

つまり、コンテンツライターはWebライターの一部と考えて差し支えありません。求人によっては、同じ仕事を「Webライター」と呼ぶ会社もあれば、「コンテンツライター」と呼ぶ会社もあります。

言葉の違いにこだわるより、募集の中身を読んで、どんな文章を書く仕事なのかを確かめるほうが確かです。

コピーライターとの違いは、文章の目的

コピーライターは、広告の見出しや宣伝の文章を書く人です。短い言葉で人の心を動かし、商品を買ってもらう、申し込んでもらうことが目的になります。

コンテンツライターの文章は、読む人の疑問に答え、理解を深めてもらうことが主な目的です。結果として問い合わせや購入につながることはありますが、文章そのものは説明と整理が中心になります。

呼び名 主に書くもの 文章の目的 求められる力
Webライター ウェブ上の文章全般 情報を伝える 幅広い題材に対応する力
コンテンツライター 読み物としての記事 疑問に答え理解を深める 調べて整理し分かりやすく書く力
コピーライター 広告の見出しや宣伝文 行動してもらう 短い言葉で心を動かす力
テクニカルライター 説明書や手順書 正しく使ってもらう 正確に手順を書く力
編集者 企画と他人の原稿の手直し 媒体の質を保つ 全体を見て判断する力

表の右の列を見て、自分がどの力を伸ばしたいかを考えると、目指す呼び名が決まってきます。未経験から始める人にとっては、調べて整理し分かりやすく書く力を軸にしたコンテンツライターが、入口として選びやすい仕事です。

「未経験歓迎」の求人の中身

求人や案件の募集で「未経験歓迎」という言葉を見かけると、誰でもすぐに始められる仕事のように感じます。実際には、「未経験歓迎」の中身は募集ごとにかなり違います。

未経験で入れる入口は、大きく3つ

未経験の人が最初の仕事を得る入口は、大きく分けて3つあります。1つめは、会社に所属して、先輩の指導を受けながら書く働き方です。

2つめは、仲介のサービスを通じて、個人として小さな案件を受ける働き方です。3つめは、自分のブログや作品を実績として見せ、直接依頼を受ける働き方です。

会社に所属する入口は、指導を受けられる代わりに、採用の選考があります。Q&Aサイトの投稿者が目指していたのは、この入口でした。

仲介のサービスを通じた入口は、始めやすい代わりに、最初は単価の低い案件が中心になります。自分の実績を見せる入口は、準備に時間がかかる代わりに、最初から自分の得意な分野で仕事を選びやすくなります。

入口 始めやすさ 最初の仕事の中身 気をつけること
会社に所属する 選考がある 指導を受けながら書く 応募の時点で見せられる作品が要る
仲介のサービスで受ける 登録すればすぐ 単価の低い小さな案件 条件をよく読まないと消耗する
自分の実績を見せる 準備に時間がかかる 得意な分野の案件 最初の作品づくりを先に済ませる

どの入口を選んでも、最初に必要になるのは、自分が書いた文章を見せられることです。会社の選考でも、案件の応募でも、直接の依頼でも、書いたものを見せられる人と見せられない人では、選ばれる確率がまったく違います。

「誰でも稼げる」という言葉には気をつける

ライターの仕事について調べていると、「誰でもすぐに稼げる」「未経験から短期間で大きく稼げる」とうたう講座や情報商材に出会うことがあります。

文章の書き方を学ぶ講座そのものには、役に立つものもあります。ただ、稼げる金額や期間を強くうたうものには、気をつけたほうが安心です。

コンテンツライターの収入は、書く分野、1本あたりの単価、1か月に書ける本数で決まります。未経験からの最初の数か月は、書くことに慣れる期間になり、収入はまだ小さいことがほとんどです。

短期間で大きく稼げるかどうかより、半年、1年と続けたときに、単価と本数をどう伸ばしていけるかを考えるほうが現実的です。

未経験の人がつまずきやすい3つの道

コンテンツライターを目指す人が、最初の数か月でつまずきやすい道があります。どれも、始めたばかりの人が選びやすく、しばらく続けてから苦しくなるものです。

単価の低い案件を大量に受け続ける

仲介のサービスに登録すると、未経験でも受けられる案件がたくさん並んでいます。多くは、1文字あたりの単価が低い案件です。

最初の実績づくりとして、いくつか受けてみるのは悪いことではありません。

問題は、そのまま単価の低い案件を大量に受け続けてしまうことです。書く本数を増やせば収入は増えますが、1本ごとの下調べや確認に時間をかけられなくなります。

調べずに書いた記事は、依頼主の評価が上がらず、単価を上げる交渉の材料になりません。忙しいのに収入が増えず、書くことそのものが嫌になって辞めてしまう人も少なくありません。

単価の低い案件は、期間と本数を決めて受けるのが安全です。たとえば、最初の1か月で5本だけ受け、その5本を丁寧に仕上げて、作品として見せられる形にする。

そのあとは、作品を見せて単価の高い案件に応募していく。最初から出口を決めておけば、低い単価の案件に長く縛られずに済みます。

講座や教材を渡り歩く

書き方を学ぶために講座や教材を買うこと自体は、悪いことではありません。ただ、講座を受けても書く量が増えなければ、書く力はなかなか伸びません。

1つの講座を終えると、次の講座が気になり、学ぶことばかりが増えて、実際に書いて見せる作品がいつまでもできない。こうした状態に陥る人がいます。

コンテンツライターの力は、書いて、直されて、また書くことでしか伸びません。講座を選ぶなら、書いたものに具体的な添削がつくもの、書く量が決まっているものを選びます。

学ぶ期間と書く期間の割合を決めて、書く期間のほうを長くとるようにすると、力が伸びやすくなります。

AIに書かせて、そのまま納品する

文章を作るAIの道具が身近になり、ライターの仕事にも使われるようになりました。下調べの手がかりを探す、見出しの案を出す、言い回しの候補を並べる。

使い方次第で、作業の時間を短くしてくれます。

ただ、AIに書かせた文章をそのまま納品するのは危険です。AIの文章には、事実と違う内容が混ざることがあり、確かめずに納品すると、依頼主の信用を損ねます。

また、依頼主によっては、AIの利用そのものを禁止していたり、使った場合は申告するよう求めていたりします。契約の条件を確かめずに使うと、それだけで次の依頼がなくなることもあります。

つまずきやすい道 最初に起きること しばらくして起きること 避け方
低い単価の案件を大量に受ける 本数は増える 疲れて単価も上がらない 期間と本数を決めて作品づくりに使う
講座や教材を渡り歩く 知識は増える 見せられる作品がない 学ぶ期間より書く期間を長くとる
AIの文章をそのまま納品する 早く書ける 事実の誤りで信用を失う 事実は自分で確かめ、契約の条件を守る

表の右の列に共通しているのは、書いたものを自分で確かめ、見せられる形に仕上げることです。どの道を選ぶにしても、ここを飛ばすと、あとで苦しくなります。

取引の条件を確かめないまま引き受ける

フリーランスとして案件を受ける場合、見落としがちなのが、取引の条件を確かめることです。報酬の額、支払いの期日、修正は何回まで対応するのか、納品のあとに内容を変えてほしいと言われたらどうするのか。

こうした条件があいまいなまま引き受けると、あとで行き違いが起きます。

フリーランスを守る法律ができた

2024年11月1日に、フリーランスとして働く人の取引を守るための法律が施行されました。公正取引委員会の案内によると、この法律は「個人が事業者として受託した業務に安定的に従事することができる環境を整備することを目的」としたものです。

この法律では、フリーランスに仕事を頼む事業者に、仕事の内容や報酬の額、支払いの期日といった取引の条件を、書面やメールなどで明示するよう義務づけています。従業員を使っている事業者が一定の期間以上続けて仕事を頼む場合には、正当な理由なく納品物を受け取らない、あとから報酬を減らす、といった行為も禁止されています。

未経験の人ほど、「仕事をもらえるだけでありがたい」と考えて、条件を確かめずに引き受けてしまいがちです。けれども、条件をはっきり示してくれる依頼主のほうが、長く付き合える相手です。

条件が示されない場合は、こちらから確かめてかまいません。確かめたことで気を悪くする依頼主とは、長く仕事を続けるのは難しいはずです。

確かめる条件 確かめないと起きやすいこと 確かめ方
仕事の内容と文字数 書き始めてから範囲が広がる 見出しの数と文字数の目安を聞く
報酬の額 思っていた額と違う 1本あたりか1文字あたりかを確かめる
支払いの期日 支払いが遅れる 納品から何日後かを確かめる
修正の回数 何度も直しを求められる 何回まで対応するかを決めておく
AIの利用の可否 知らずに規約に反する 使ってよいか、申告が要るかを聞く

条件を確かめる習慣は、未経験のうちから身につけておくと、あとで大きな差になります。

未経験から最初の仕事を得るまでの道筋

では、未経験の人は、何から始めればよいのか。ここでは、最初の仕事を得るまでの道筋を、順番に見ていきます。

1. 書ける分野を1つ決める

最初に、自分が書ける分野を1つ決めます。これまでの仕事、趣味、資格、暮らしの中で詳しくなったこと。

介護の仕事をしてきた人なら介護、子育て中の人なら子育て、経理の仕事をしてきた人ならお金の管理。自分が読み手の疑問に答えられる分野を選びます。

未経験のライターが依頼主に選ばれる理由は、文章の上手さより、その分野を知っていることにあることが多いものです。依頼主は、分野を知らないライターに一から説明する手間を嫌います。

分野を知っているライターなら、下調べの時間も短く、読み手の疑問にも的確に答えられます。

2. 見せられる作品を3本つくる

分野を決めたら、その分野の記事を3本書きます。依頼を受けて書いたものである必要はありません。

自分のブログやメモのサービスに載せる形でかまいません。Q&Aサイトの回答にあった、書きためた作品の束を面接で見せて採用された人のように、作品は未経験の人にとって一番の実績になります。

3本の記事は、それぞれ読み手の疑問を1つ決めて、その疑問に答える形で書きます。たとえば介護の分野なら、「親の介護が始まったら最初に相談する窓口はどこか」「介護の費用はどうやって調べればよいか」「仕事と介護を両立するために会社に何を伝えるか」といった具合です。

公的な機関の資料を下調べし、出典を本文に書いておくと、依頼主から見て信頼できる作品になります。

3. 作品を添えて、小さな案件に応募する

作品ができたら、その分野の案件を探して応募します。応募の文章には、決めた分野の経験と、作品の場所を書きます。

「介護の仕事を8年続けてきました。介護の記事を3本書いています」と書けば、依頼主は一目で、この人に頼めば何が期待できるかが分かります。

最初の案件は、単価より、自分の分野で書けるか、条件をはっきり示してくれるかで選びます。納品した記事は、依頼主の許可を得られれば作品に加えます。

作品が増えるほど、次の応募は通りやすくなります。

4. 直しを受け止めて、次に生かす

最初の納品では、ほぼ必ず直しが入ります。表記の揺れ、事実の確かめ方、見出しの流れ、依頼主の方針に合わない言い回し。

直しの多さに落ち込む人もいますが、直しは依頼主がただで教えてくれる添削です。

直された箇所は、自分用の一覧にまとめておきます。次の記事を書くときに、その一覧を見直してから書き始めれば、同じ直しを受けることが減ります。

直しが減っていくと、依頼主からの信頼が増し、継続の依頼や単価の相談につながります。

段階 すること 目安の期間 ここで得られるもの
分野を決める 経験と興味から書ける分野を選ぶ 数日 選ばれる理由
作品を3本つくる 読み手の疑問に答える記事を書く 2週間から1か月 見せられる実績
小さな案件に応募する 作品を添えて応募する 1か月前後 最初の報酬と依頼主の評価
直しを生かす 直された箇所を一覧にする 続けながら 継続の依頼と単価の相談

期間は人によって違いますが、分野を決めてから最初の報酬を得るまで、2か月前後を見ておくと焦らずに済みます。

会社に所属して書く道を選ぶなら

Q&Aサイトの投稿者のように、フリーランスより会社に所属して書きたい人もいます。会社に所属すれば、先輩の指導を受けられ、収入も安定しやすくなります。

選考で見られるところ

未経験可の求人でも、選考では書いたものを見せるよう求められることがよくあります。課題として記事を書かせる会社もあります。

ここでも、先ほどの3本の作品が役に立ちます。応募する会社の媒体を読み、その媒体の読み手に合わせた作品を1本加えておくと、選考で強い材料になります。

面接では、文章の上手さより、調べることと直されることへの姿勢がよく見られます。「分からないことは、公的な資料や専門家の話で確かめてから書きます」「直しは次の記事に生かすために一覧にしています」と話せれば、未経験でも一緒に働きたいと思ってもらえます。

所属してから伸ばす力

会社に所属したあとは、先輩の直しを受けながら、構成づくりや取材、編集へと仕事の幅を広げていけます。コンテンツライターとして経験を積んだ人の中には、編集者として媒体全体を任されるようになる人や、特定の分野の専門のライターとして独立する人もいます。

最初の1年で、どの方向に伸ばしたいかを考えておくと、日々の仕事の選び方が変わってきます。

続けていくうえで大切にしたいこと

最初の仕事を得たあと、コンテンツライターとして続けていけるかどうかは、日々の小さな習慣で決まります。

事実を確かめる手間を惜しまない

コンテンツライターの書く記事は、読む人が何かを判断する材料になります。お金、健康、法律、仕事。

読み手の暮らしに関わる分野ほど、事実の誤りは大きな迷惑につながります。数字や制度について書くときは、公的な機関の資料や、その分野の公式な情報に当たって確かめます。

確かめた情報の出どころは、依頼主にも伝えられるよう、自分用に記録しておきます。

事実を確かめる手間は、1本あたりの時間を増やします。けれども、その手間を惜しまないライターは、依頼主から安心して任せてもらえるようになり、結果として長く続く仕事と、よい単価につながります。

書く時間と休む時間を分ける

在宅で書く仕事は、始める時間も終える時間も自分で決められます。その自由さは魅力ですが、気がつくと朝から夜まで画面に向かっている、という状態にもなりがちです。

締め切りが重なると、睡眠を削って書くことにもなります。

1日に書く時間の上限と、週に休む日を先に決めておくと、長く続けやすくなります。受ける案件の数も、その時間の中で丁寧に仕上げられる本数に抑えます。

無理をして本数を増やすより、丁寧に仕上げた記事で評価を積み上げるほうが、1年後の収入は大きくなりやすいものです。

よくある質問

Q. 文章を書いた経験がほとんどなくても、コンテンツライターになれますか

なれます。ただし、最初に自分の作品を3本ほど書いて、見せられる形にしておくことが近道です。

文章の経験より、決めた分野を知っていること、調べて確かめる手間を惜しまないことのほうが、依頼主には大事にされます。

Q. Webライターとコンテンツライターは、どちらを名乗ればよいですか

どちらでもかまいません。募集によって呼び方が違うだけで、仕事の中身が同じことも多いからです。

自己紹介では、呼び名より、書ける分野と書いた作品を先に伝えるほうが、依頼主には伝わります。

Q. 副業から始めても大丈夫ですか

大丈夫です。今の仕事を続けながら、週末に作品を書き、小さな案件から受けていく人も多くいます。

会社員の場合は、勤め先の就業規則で副業が認められているかを先に確かめてください。本業で詳しくなった分野は、そのまま書ける分野になります。

Q. AIの道具が広がると、ライターの仕事はなくなりませんか

文章を作る作業の一部は、AIの道具で早くなっています。一方で、読み手の疑問を見極めること、事実を確かめること、依頼主の方針に合わせて仕上げることは、人の判断が要る仕事として残っています。

AIを下調べや言い回しの候補出しに使いながら、確かめる仕事を自分で担うライターは、これからも必要とされます。

Q. 取引の条件を聞くと、依頼主に嫌がられませんか

条件を確かめるのは、仕事を丁寧に進めるために当然のことです。フリーランスの取引を守る法律でも、依頼する側が仕事の内容や報酬、支払いの期日を明示するよう定められています。

条件を確かめて嫌がる依頼主は、長く付き合うのが難しい相手だと考えてかまいません。

今日からできること

コンテンツライターを目指すなら、今日から次のことを始めてください。

今日からできること 具体的な中身 終わったら次に進むこと
書ける分野を1つ決める 経験と興味から1つ選ぶ その分野の読み手の疑問を10個書き出す
作品を1本書き始める 疑問を1つ選んで答える記事を書く 公的な資料で事実を確かめる
作品を載せる場所を用意する ブログやメモのサービスに登録する 3本そろったら応募に使う
取引の条件の確かめ方を覚える 報酬、期日、修正の回数を聞く練習をする 最初の応募の文章に添える

表の1行目だけでも、今日のうちに終わらせることができます。分野が決まれば、書く記事の題材も、応募する案件も、自然に絞られていきます。

まとめ

コンテンツライターは、ウェブに載せる読み物としての記事を書き、読む人の疑問に答える仕事です。書く前の下調べと構成づくり、書いたあとの確認と修正が、仕事の半分以上を占めます。

Webライターとの違いは言葉の範囲の違いにすぎず、呼び名より、書ける分野と作品のほうが依頼主には大事にされます。

未経験から仕事にするには、書ける分野を1つ決め、見せられる作品を3本つくり、作品を添えて小さな案件に応募し、直しを次に生かしていく。

この順番で進めれば、2か月前後で最初の報酬に手が届きます。単価の低い案件を大量に受け続ける、講座を渡り歩く、AIの文章をそのまま納品する、条件を確かめずに引き受ける。

こうした道を避けるだけでも、続けていける可能性はぐっと高くなります。

まずは、自分が読み手の疑問に答えられる分野を1つ、今日のうちに決めてみてください。

コンテンツライターの力を伸ばしたい人に

書き方の型と表記の決まりは、本で一度通して学んでおくと、直しの数が減っていきます。自分の段階に合いそうなものから探してみてください。

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