「日本のビザのことで困ってるんだけど、どこに聞けばいいの?」「在留資格の更新って、なんだか難しそう…」
日本で生活する外国人の方にとって、出入国在留管理局(略して「入管」)とのやり取りは、避けては通れない大切な手続きですよね。でも、なんだかお役所って聞くだけで緊張しちゃうし、専門用語も多くて分かりにくい…なんて感じる方も多いのではないでしょうか?
でも、大丈夫!この記事では、2025年に日本の入管へ色々な申請をしたり、質問をしたりする方法について、まるで親切な友達が隣で教えてくれるみたいに、分かりやすく解説します。
この記事を読めば、
- 入管ってどんなところ?何をしてくれるの?
- 2025年にビザや在留資格の申請をする時、どうすればいい?
- 困った時、どこに質問すればいいの?
といった疑問がスッキリ解消!安心して日本の生活を送るためのお手伝いができれば嬉しいです。
まずは知っておこう!「出入国在留管理庁(入管庁)」ってどんなところ?
出入国在留管理庁(しゅつにゅうこくざいりゅうかんりちょう)、略して「入管庁(にゅうかんちょう)」は、日本の法務省という役所の中にある、外国人の皆さんの日本への出入り(出入国)や、日本での生活(在留)に関するお仕事を専門にしている、国の大切な機関です。
日本全国に入管の窓口がある!
入管庁は、東京に一番大きな事務所(本庁)があって、その下に、北海道から沖縄まで、日本全国の大きな都市に地方の事務所(地方出入国在留管理局)があります。札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡の8か所です。
さらに、その地方の事務所の下にも、もっと細かい地域の事務所(支局や出張所)がたくさんあります。例えば、成田空港や羽田空港にも入管の窓口がありますよね。
こんな風に、たくさんの窓口があるのは、日本全国のたくさんの外国人の方の手続きをスムーズに進めるためなんです。でも、あなたが住んでいる場所や、どんな申請をしたいかによって、行くべき窓口が違うことがあるので、そこは事前にしっかり確認するのが大切です。
【ちょこっと注意!】
空港にある入管の窓口は、主に日本に入ったり出たりする時の手続きがメイン。ビザの種類を変えたいとか、日本にもっと長くいたい(在留期間の更新)とかいう手続きは、基本的には扱っていないので気をつけてくださいね。
入管庁って、私たちのために何をしてくれるの?
入管庁のお仕事はたくさんありますが、私たち外国人に関係が深いのは、主にこんなことです。
- ビザや在留資格の申請のお手伝い:
- 「日本で働きたい!」「日本で勉強したい!」という時に必要な「在留資格」の申請を受け付けて、OKかどうかを審査してくれます。
- 例えば、「在留資格認定証明書(ざいりゅうしかくにんていしょうめいしょ)」っていう、日本に来る前に「あなたはこういう目的で日本に来ても大丈夫ですよ」と証明してくれる書類を出してくれたり。
- 今持っているビザの種類を変えたい時(在留資格変更)や、もっと長く日本にいたい時(在留期間更新)、ずーっと日本に住みたい時(永住許可)の申請も、ここで行います。
- 日本への出入りのお手伝い: 空港などで、日本に入国したり、日本から出国したりする時の手続きをしています。
- 日本での生活のサポート: 外国人の皆さんが日本で安心して暮らせるように、色々な情報を提供したり、相談に乗ってくれたりもします。「外国人在留支援センター(FRESC:フレスク)」っていう便利な相談窓口もありますよ。
- 難民(なんみん)の人の保護: 自分の国にいると危険な目にあうかもしれない、という人たちを保護する手続きもしています。
- ルール違反への対応: 残念ながら、日本のルールを守らなかった外国人に対して、国に帰ってもらう手続きなどをすることもあります。
最近の入管庁は、ただ手続きをするだけじゃなくて、外国人の皆さんの日本での生活を応援しよう!という気持ちが強くなっているみたいです。外国人のための生活情報サイトを作ったりもしているんですよ。
【2025年版】ビザや在留の申請、どうやってやるの?基本ステップ
2025年も、基本的な申請の種類や流れは大きく変わらないと思いますが、お金(手数料)が変わったり、インターネットでの申請がもっと便利になったりするかもしれません。
どんな申請があるの?主な在留申請の種類
まず、どんな種類の申請があるのか見てみましょう。自分がどれに当てはまるか、間違えないように選ぶのが大切です!
- 在留資格認定証明書交付申請(ざいりゅうしかくにんていしょうめいしょ こうふしんせい):
- どんな時?: まだ日本にいない外国人の人が、「日本で勉強したい」「日本で働きたい」みたいに、長い期間日本に住む目的で来たい時。
- 何のため?: 事前に「あなたはこういう目的で日本に来ても大丈夫ですよ」という証明書をもらうため。これがあると、自分の国の日本大使館とかでビザをもらうのがスムーズになります。
- 在留資格変更許可申請(ざいりゅうしかくへんこうきょか しんせい):
- どんな時?: 今、日本に住んでいる外国人の人が、「今のビザとは違う活動をしたいな(例えば、学生から会社員になりたいとか)」という時。
- 在留期間更新許可申請(ざいりゅうきかんこうしんきょか しんせい):
- どんな時?: 今のビザのままで、許可されている期間よりももっと長く日本にいたい時。
- 永住許可申請(えいじゅうきょか しんせい):
- どんな時?: 「もうずーっと日本に住みたいな」という外国人の人が、期間の制限がない許可をもらうため。これは条件が厳しいです。
他にも、「資格外活動許可(しかくがいかつどうきょか:今のビザで許されている活動以外でアルバイトをしたい時など)」の申請なんかもあります。
入管庁のウェブサイトには、それぞれのビザや申請について、もっと詳しい情報がたくさん載っています。2025年に申請する時は、必ず最新の情報を入管庁のウェブサイトで確認してくださいね! 特に「更新情報」や「プレスリリース」というページは要チェックです。
【ひと目でわかる!】主な在留申請とオンライン申請できるかな?
申請の種類(日本語) | 英語での言い方 | どんな時にするの? | オンライン申請できる? |
---|---|---|---|
在留資格認定証明書交付申請 | Certificate of Eligibility | 日本に来る前に、長期滞在の目的を証明してもらう時(短期滞在・永住は除く) | できる! |
在留資格変更許可申請 | Change of Status of Residence | 日本にいて、今のビザと違う活動をしたい時 | できる! |
在留期間更新許可申請 | Extension of Period of Stay | 日本にいて、今のビザのままでももっと長くいたい時 | できる! |
永住許可申請 | Permanent Residence | ずーっと日本に住みたい時 | 今のところできないみたい |
資格外活動許可申請 | Permission for Other Activity | 今のビザで許されている活動以外で、お金をもらう活動(アルバイトなど)をしたい時 | できる! |
就労資格証明書交付申請 | Certificate of Authorized Employment | 日本で働けるビザを持っている人が、「私は働けますよ」という証明書をもらいたい時 | できる! |
※永住許可申請は、2024年5月時点の情報だとオンライン申請のリストに入っていません。最新の情報は入管庁のウェブサイトで確認してくださいね。 |
どうやって申請するの?主な2つの方法
申請する方法は、主に2つあります。
- 窓口で申請:
- 基本的には、あなたが住んでいる場所、またはあなたを受け入れてくれる会社や学校がある場所の、担当の地方出入国在留管理局、支局、または出張所の窓口に、直接書類を持って行って提出します。
- 大きな地方局の受付時間は、だいたい平日の朝9時からお昼12時までと、午後1時から夕方4時までですが、場所や手続きの種類によって違うこともあるので、行く前に必ずそれぞれの事務所の情報を確認してくださいね。
- インターネットで申請(オンライン申請):
- 最近、入管庁はインターネットでの手続きをどんどん進めています!上で紹介した主な在留申請の多くが、オンラインでできるようになっています。これは2025年の申請では、とっても便利な選択肢!窓口に行かなくてもいいし、お金(手数料)が少し安くなることも期待できます。
- ただし、オンライン申請システムを使うには、ある程度パソコンが使えて、日本語のシステムを操作できる必要があります。
- 【2025年4月の大事なお知らせ!】 2025年4月1日から約1ヶ月間、入管庁のメールでお知らせを送るサービスが、メンテナンスのためにお休みになるそうです。オンラインのサービスを使う時は、こういうシステムメンテナンスの情報にも気をつけてくださいね。
郵送での申請は、在留資格認定証明書交付申請では受け付けていません。他の申請でも、あまり一般的ではないので、基本は窓口かオンラインだと思っておきましょう。
何を持っていけばいいの?一般的な必要書類のルール
申請に必要な書類は、どんな申請をするか、あなたの今のビザの種類、日本で何をするか、あなたの個人的な状況などによって、ぜんぜん違います。入管庁のウェブサイトに、それぞれのビザや申請の種類ごとに「これとこれが必要です」という書類のリストが載っています。
書類が足りなかったり、間違っていたりすると、申請が遅れたり、許可されなかったりする一番の原因になるので、最新の公式情報をよーく見て、注意して準備してくださいね。あなた自身が「私はこういう状況です」と正しく証明する責任があるので、入管庁は詳しい資料を求めることがあります。2025年に申請する時は、特に「更新情報」のページで、必要な書類について何か変わったことが発表されていないか、必ず確認しましょう。
お金はいくらかかるの?手数料と払い方(2025年の変更点も!)
申請の種類によって、手数料(お金)がかかる場合があります。
- 在留資格認定証明書交付申請: 手数料はかかりません。
- 在留資格変更許可申請: 6,000円(オンライン申請なら5,500円)。
- ただし、2025年3月31日までに受け付けられた申請は、もし許可が4月1日以降になっても、変更前の安い手数料(4,000円)でOKだそうです。
- 在留期間更新許可申請: 6,000円(オンライン申請なら5,500円)。
- これも、2025年3月31日までに受け付けられた申請は、変更前の安い手数料(4,000円)でOK。
手数料は、ふつう「収入印紙(しゅうにゅういんし)」という切手みたいなものを買って納めます。
【2025年の大事なお知らせ!】 入管庁の「更新情報」に、「在留手続きのお金が変わりますよ」というお知らせが2025年2月に出ていました。上で書いたように、2025年から手数料が上がっています。オンライン申請の方が少し安いのは、もっとオンラインで申請してほしいな、という国の考えの表れかもしれませんね。
申請する時は、必ず最新の入管庁の情報で、正確な手数料の金額と払い方を確認してください。特に2025年の初めに申請する人は、手数料が変わるタイミングに気をつけてくださいね。
困った!分からない!そんな時の入管庁への質問方法【2025年版】
「手続きのことで分からないことがあるんだけど…」「この書類って、どう書けばいいの?」
そんな時は、入管庁が用意してくれている相談窓口に聞いてみましょう!
A. 一番大きな相談窓口!「外国人在留総合インフォメーションセンター」
ここは、在留手続きに関する一般的な質問や、申請書の書き方、必要な書類についてなど、色々なことを教えてくれるメインの窓口です。
- 電話番号: 0570-013904(ナビダイヤル)。もしIP電話や海外からかける場合は、03-5796-7112 です。
- 対応時間: 平日の朝8時30分~夕方5時15分。
- 対応言語: 日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語など、たくさんの言葉に対応しています!すごい!
- メール: info-tokyo@i.moj.go.jp (日本語か英語だけです)。ただし、あなたが申請した手続きが今どうなっているかとか、許可されるかどうか、みたいな個人的なことには答えられないそうです。
- 窓口での相談: 全国の地方出入国在留管理局にも相談窓口があって、直接会って相談することもできます。
【2025年4月の大事なお知らせ、再確認!】 入管庁のメール配信サービスが一時的にお休みになるので、もしかしたらこのメールアドレスからの返信にも影響があるかもしれません。大事な質問は電話でするのが安心かも。
B. 東京ならココ!「外国人在留支援センター(FRESC/フレスク)」
FRESC(フレスク)は、東京の新宿区四谷にある、外国人の皆さんを色々な面からサポートしてくれる、とっても頼りになる相談場所です。入管庁だけじゃなくて、他の役所や関係機関も一緒になって、ワンストップ(一か所で色々相談できる)で助けてくれます。
- どんな相談ができる?: ビザや在留資格のこと(予約が必要、オンライン相談もできるみたい)、人権のこと、法律のトラブル、仕事のこと、留学生や専門的な仕事をする外国人の就職のことなど、本当に色々!
- 場所: 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-1 四谷タワー13階
- 電話番号(代表): 0570-011000
- 開いている時間: 平日の朝9時~夕方5時
- 対応言語: センター全体としてたくさんの言葉に対応していて、それぞれの相談窓口で対応できる言葉が違います。
FRESCは、ただ入管の手続きを案内するだけじゃなくて、外国人の皆さんが日本で生活する上での色々な困りごとに対応してくれる、とっても心強い味方です。ただ、直接色々なサービスを受けられるのは東京だけなので、地方に住んでいる人は、電話で相談したり、後で説明する地方の入管の窓口や、さっきのインフォメーションセンターを利用するのが中心になります。
C. 自分の地域のことは、地方の入管へ!
あなたがすでに申請した手続きのことや、もっと具体的な自分のケースについて聞きたい時は、申請を出した、またはあなたの住んでいる場所を担当している地方出入国在留管理局、支局、出張所に直接聞くのが一般的です。入管庁のウェブサイトに、全国の地方の事務所へのリンクが載っているので、そこから連絡先やどんなお仕事をしているか確認できます。
D. メールやその他の質問方法
- メール: さっきも言ったけど、一般的な質問なら外国人在留総合インフォメーションセンターのメールアドレス info-tokyo@i.moj.go.jp (日本語か英語)が使えます。
- Visit Japan Web: これは、主に日本に入国する時の税関の手続きとかをインターネットでするためのサービスなので、ビザや在留資格の一般的な質問窓口ではありません。間違えないように気をつけてくださいね。
- 外務省(がいむしょう): もしあなたがまだ日本にいなくて、自分の国で日本のビザを申請したい場合は、あなたの住んでいる場所の日本国大使館や総領事館が窓口になります。ビザを出すのは外務省、日本に入ってからの在留の管理は入管庁、という役割分担になっているんですね。
【ひと目でわかる!】主な質問窓口
窓口の種類 | 主な窓口の名前(日本語/英語) | 連絡先(電話/メール/場所) | 主な役割・気をつけること |
---|---|---|---|
全国の電話相談 | 外国人在留総合インフォメーションセンター / Foreign Residents Support Information Center | 電話: 0570-013904 (IP電話・海外から: 03-5796-7112) | 在留手続き全般の一般的な質問、申請書類、たくさんの言葉に対応。あなたの申請がどうなっているか、許可されるかは答えられない。 |
全国のメール相談 | 外国人在留総合インフォメーションセンター / Foreign Residents Support Information Center | メール: info-tokyo@i.moj.go.jp | 日本語・英語のみ。一般的な質問。あなたの申請がどうなっているか、許可されるかは答えられない。2025年4月頃のメールサービスお休みに注意。 |
会って・電話で総合相談 (東京) | 外国人在留支援センター(FRESC/フレスク) / Foreign Residents Support Center (FRESC) | 電話: 0570-011000 場所: 東京都新宿区四谷1-6-1 四谷タワー13階 | 入管庁、法務局、厚労省など色々な機関が協力。在留、人権、仕事、法律の相談など。会って相談できるのは東京。 |
地方の事務所の窓口 | 各地方出入国在留管理局・支局・出張所 / Regional Immigration Services Bureaus, Branches, etc. | それぞれの事務所で違います。入管庁ウェブサイトの地方事務所一覧から、あなたの地域の事務所のページを見てください。 | すでに出した申請についての具体的な質問や、あなたの住んでいる地域の担当の手続き。事務所によってできることが違います。 |
日本国外からのビザ申請の相談 | 各在外公館 (日本国大使館・総領事館) / Japanese Embassies and Consulates General | あなたの住んでいる国の日本国大使館・総領事館の連絡先を確認してください。外務省のウェブサイトにも載っています。 | 日本に入るためのビザ(査証)の申請についての手続き。在留資格認定証明書をもらった後のビザ申請もここ。 |
あなたの街の入管はどこ?全国の主な事務所の場所と連絡先
日本全国には8つの大きな地方出入国在留管理局があって、それぞれが広い地域を担当しています。これらの大きな事務所や、その下にあるもっと身近な支局・出張所の情報を知っておくのが、正しい窓口を選ぶ第一歩です。
A. 主な地方出入国在留管理局(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、高松)
下に、主な地方出入国在留管理局の大きな事務所(本局)の情報をまとめました。もっと細かい支局や出張所の情報、最新の受付時間などは、必ずそれぞれの事務所の公式ウェブサイトで確認してくださいね。大きな事務所の窓口は、だいたい朝9時から夕方4時まで(土日祝日はお休み)ですが、お昼休みがあったり、手続きの種類によって受付時間が違うこともあるので注意が必要です。
【主な地方出入国在留管理局の本局の概要】
地方局の名前(日本語/英語) | 公式ウェブサイト(入管庁の中) | 代表電話番号(分かっているもの) | 場所(分かっているもの) | 主な窓口受付時間(分かっているもの) | 担当している主な都道府県 |
---|---|---|---|---|---|
札幌出入国在留管理局 / Sapporo Regional Immigration Services Bureau | 札幌局 | 不明 | 不明 | 不明 | 北海道 |
仙台出入国在留管理局 / Sendai Regional Immigration Services Bureau | 仙台局 | 不明 | 不明 | 不明 | 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島 |
東京出入国在留管理局 / Tokyo Regional Immigration Services Bureau | 東京局 | 0570-034259 | 東京都港区港南5-5-30 | 9時~16時 (土日祝除く) | 茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野 |
名古屋出入国在留管理局 / Nagoya Regional Immigration Services Bureau | 名古屋局 | 不明 | 不明 | 不明 | 富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知、三重 |
大阪出入国在留管理局 / Osaka Regional Immigration Services Bureau | 大阪局 | 0570-064259 | 大阪府大阪市住之江区南港北1-29-53 | 9時~16時 (土日祝除く) | 滋賀、京都、大阪、兵庫(神戸支局が担当)、奈良、和歌山 |
広島出入国在留管理局 / Hiroshima Regional Immigration Services Bureau | 広島局 | 不明 | 不明 | 不明 | 鳥取、島根、岡山、広島、山口 |
高松出入国在留管理局 / Takamatsu Regional Immigration Services Bureau | 高松局 | 不明 | 不明 | 不明 | 徳島、香川、愛媛、高知 |
福岡出入国在留管理局 / Fukuoka Regional Immigration Services Bureau | 福岡局 | 092-717-5420 (総務課) | 福岡県福岡市中央区舞鶴3-5-25 | 9時~12時, 13時~16時 (土日祝除く) | 福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
【とっても大事!】 入管庁のウェブサイトから、それぞれの地方局のページに行って、最新で詳しい情報を手に入れるようにしてくださいね。
B. あなたの家の近くの支局・出張所を探そう!
多くの場合、大きな地方局の本局じゃなくて、もっと家の近くにある支局や出張所で手続きをすることになります。これらの支局や出張所の情報は、だいたい、その地域を担当している地方出入国在留管理局の公式ウェブサイトに載っています。
ただし、全部の支局や出張所が、全部の種類の申請を扱っているわけじゃないので、そこは注意が必要!例えば、一部の出張所では在留資格認定証明書の申請ができなかったり、空港にある支局はビザの変更とかは扱っていなかったりします。だから、行く前に必ず「この事務所で、この手続きできるかな?」と確認することが、とっても大切です。
【2025年】これだけは知っておいて!大事な変更点と注意すること
2025年に向けて、いくつか大事な変更点や、国からのお知らせが出ています。申請する人は、これらの情報をちゃんと知っておいて、対応する必要があります。
A. 手続きやルールに関する、すでにお知らせ済みの変更点
- 特定技能(とくていぎのう)制度: 外国人の皆さんが特定の専門分野で働くための「特定技能」というビザの制度について、いくつかのルールが変わって、2025年4月1日から新しくなっています。介護の分野のルールも2025年4月21日に変わりました。
- ミャンマー国籍の人向け: ミャンマー国籍の人の「在留資格認定証明書」の有効期間が長くなる、というお知らせが2025年4月4日にありました。
- 未来創造人材(みらいそうぞうじんざい)制度と高度人材(こうどじんざい)ポイント制: これらの制度で対象になる大学のリストが、2025年1月時点で新しくなっています。
- 共同キオスクのスタート: 2025年3月25日に「共同キオスク」というものが始まった、というお知らせがありました。これは主に、空港での出入国手続きが機械で自動でできるようになる、ということに関係していると思われます。
これらの変更は、特定のビザの種類や、特定の国籍の人に直接関係があるかもしれません。入管庁のウェブサイトで最新の情報を確認して、「これは私に関係あるかな?」と確かめることが大切です。
B. インターネットのシステムやサービスに関する新しい情報
- 【超重要!】入管庁のメール配信サービスが一時お休み!:
2025年4月1日から約1ヶ月間、入管庁のメールでお知らせを送るサービスが、システムのメンテナンスのためにお休みになります。この間は、新しい登録や登録情報の変更・解除ができなくなるし、ビザの期限が近づいてきたことを知らせるメールなども送られてきません。
これは2025年のとっても大事な変更点!特に、ビザの期限が2025年4月~5月頃に来る人は、メールの通知に頼らないで、自分で在留カードの有効期限をしっかり管理する必要があります。気をつけてくださいね!
C. 2025年から変わる!手数料(お金)のこと
最初の方でもお話ししましたが、在留資格の変更や在留期間の更新などの手数料が、2025年から変わっています(上がっています)。窓口で申請する場合、前は4,000円だったものが6,000円に、オンライン申請なら5,500円になっています。2025年3月31日までに受け付けられた申請には古い手数料が適用されるという特別なルールがありましたが、それ以降の申請は新しい手数料になります。申請するタイミングに合わせて、正しい手数料を確認して準備してくださいね。
D. その他のお知らせ(統計情報など)
入管庁は、時々色々な統計情報(例えば、日本に不法に滞在している人の数、日本に住んでいる外国人の数、難民と認められた人の数など)を発表しています。2025年3月にも、2024年のデータが発表されました。
これらの数字は、直接手続きが変わるわけじゃないけど、入管庁が今どんなことに力を入れているかとか、これからどんな風にルールが変わっていくかもしれないかのヒントになることがあります。
【2025年の主な変更点・お知らせ まとめ】
いつから?/いつ発表? | 何が変わるの?/どんなお知らせ? | 誰に関係ある?/どんな手続き? | どこで確認できる?(入管庁のリンクなど) |
---|---|---|---|
2025年4月1日から (2月17日公布) | 特定技能制度のルールが一部変更 | 特定技能のビザ | 23 (詳しい内容は要確認) |
2025年4月1日~約1ヶ月間 | 入管庁のメール配信サービスがお休み | メールでの色々なお知らせ(ビザの期限のお知らせとか)、メールサービスの新しい登録・変更・解除など | 20 |
2025年4月1日受付分から (一部オンラインはもっと早くから) | 在留手続きのお金(手数料)が変更 (例: 在留期間更新 窓口 ¥4,000→¥6,000, オンライン ¥5,500) | 在留資格の変更申請、在留期間の更新申請など | 13, 手数料改定のお知らせ 17 |
2025年4月21日 | 特定技能制度の介護分野のルールが変更 | 特定技能(介護分野)のビザ | 特定技能介護分野基準改正 17 |
2025年4月4日発表 | ミャンマー国籍の人の在留資格認定証明書の有効期間が延長 | ミャンマー国籍の人の在留資格認定証明書 | ミャンマー国籍者COE有効期間延長 17 |
2025年1月時点更新 | 未来創造人材制度の対象になる大学のリストが更新 | 未来創造人材制度(特定活動)のビザ | 未来創造人材制度対象大学 17 |
2025年1月時点更新 | 高度人材ポイント制でポイントが加算される大学のリストが更新 | 高度人材ポイント制のビザ | 高度人材ポイント制対象大学 17 |
2025年3月25日発表 | 共同キオスクの運用開始 | 空港などでの出入国手続き | 共同キオスク運用開始 18 |
「こんな時どうするの?」よくある質問(FAQ)をチェック!
入管庁のウェブサイトには、たくさんの人から寄せられる「よくある質問」とその答えをまとめたFAQページがあります。これを事前に見ておくと、あなたの疑問も解決するかもしれませんよ!
A. 一般的な手続きについての質問
手続きの基本的な流れ、申請書の書き方、必要な書類などについての質問と答えがあります。分からないことがあったら、まずはここを見てみましょう。それでも解決しない場合は、外国人在留総合インフォメーションセンターに聞いてみるのがおすすめです。
B. オンライン申請システムについての質問
インターネットでの申請(オンライン申請)を使う人が増えてきているので、システムの操作方法や「うまくいかないんだけど…」という時の解決方法についての質問も増えています。そんな時のために、オンライン手続き専用のFAQページ(入管庁ウェブサイトの中の「オンラインQ&A」)があります。オンライン申請を考えているなら、まずここをチェック!
C. 特定のビザについてのFAQ(例えば、高度専門職、永住許可など)
- 高度専門職(こうどせんもんしょく): ポイントの計算方法や、どんな良いことがあるのか、家族も一緒に日本に来れるかなど、ちょっと複雑な制度なので、詳しいFAQがあります。2025年1月には、ポイント計算に関係する大学のリストも新しくなっているので、いつも最新の情報を確認してくださいね。
- 永住許可(えいじゅうきょか): 「ずーっと日本に住みたい!」という永住許可の条件や手続きについてのFAQ(「永住許可制度の適正化Q&A」)もあります。
- 特定技能(とくていぎのう): 特定技能制度についてのFAQもいくつかあって、制度を理解するのに役立ちます。
これらの専門的なFAQは、特定のビザを目指している人にとっては、とっても役に立つ情報源になります。
2025年にスムーズに申請するための【とっておきアドバイス】
2025年に入管への申請や質問をスムーズに進めるために、こんなことに気をつけると良いですよ!
- 公式情報を必ずチェック!: 手続きやルールは変わることがあるので、いつも最新の情報を入管庁の公式ウェブサイト (https://www.moj.go.jp/isa/) で確認してください。特に「更新情報」と「プレスリリース」のページは要チェック!
- 正しい窓口へGO!: あなたの住んでいる場所や、どんな申請をするかによって、行くべき地方出入国在留管理局、支局、出張所が違います。間違えないように、ちゃんと調べてから行きましょう。
- オンライン申請も活用しよう!: できるなら、オンライン申請システムを使うと、便利だし、お金も少し安くなるし、手続きも早く進むかもしれません。ただし、2025年4月頃のメール配信サービスがお休みになる、みたいなシステムメンテナンスの情報には気をつけてくださいね。
- 書類の準備はカンペキに!: どんな申請をするかによって必要な書類が違います。最新のリストを見て、全部の書類を間違いなく準備しましょう。
- 困ったらインフォメーションセンターへ!: 一般的な質問や手続きの概要については、まず外国人在留総合インフォメーションセンターや外国人在留支援センター(FRESC)に聞いてみるのがおすすめです。
- 2025年の変更点に注意!: 特に2025年から変わる手数料(お金)や、2025年4月からのメール配信サービスのお休みには、十分気をつけてください。
- FAQも見てみよう!: 質問する前に、関係ありそうなFAQページを見て、あなたの疑問が解決するか試してみてください。
- 「ビザ」と「在留資格」は違う!: 日本の外でビザ(査証)をもらうのは外務省(日本大使館など)、日本の中での在留資格のことは入管庁、と役割が違います。
- 申請は余裕を持って!: 在留期間の更新などの申請には、だいたい2週間~1ヶ月くらいかかると言われていますが、状況によって変わるので、期限ギリギリじゃなくて、十分に余裕を持って申請しましょう。
- 提出した書類のコピーは必ず保管!: 出した申請書類と、一緒に出した全部の資料のコピーを、必ず自分の手元に取っておいてくださいね。
これらのポイントを頭に入れて、計画的に準備を進めることが、2025年にスムーズに入管の手続きを終えるためのカギになりますよ!頑張ってくださいね!
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