1. はじめに:2025年における日本の結婚相談所の状況
1.1. 概要
日本の結婚相談所は、広範な「婚活」市場において重要な構成要素となっている。カジュアルな出会いを目的とするマッチングアプリとは異なり、結婚相談所は結婚を真剣に考える個人に対し、成婚に至る可能性のある関係構築を支援する役割を担っている。
1.2. 市場背景と成長
近年の日本の婚活市場は、特筆すべき変化を見せている。全体的な婚姻率が低下傾向にある一方で 1、婚活サービス(結婚相談所を含む)を利用して結婚に至る割合は増加しており、2023年には婚姻者全体の15.3%に達した。特にインターネットを介した婚活サービスの利用による成婚率は過去最高を記録している 2。これは、パートナー探しの手段として婚活サービスが社会的に受容され、その役割が拡大していることを示唆している。
結婚意向のある独身者の婚活サービス利用経験率も年々上昇しており、特に30代の男女でその傾向が顕著である 2。また、婚活サービス利用者の約半数が恋人ができたと回答しており 4、サービスの有効性に対する認識も高まっていると考えられる。未婚者の多くが将来的な結婚を望んでいるという調査結果もあり 1、結婚相談所を含む婚活サービスへの需要は依然として高い水準にある。
しかし、市場は活況であると同時に競争も激化している。2023年には結婚相談所の倒産・廃業件数が過去最多を記録し 6、事業者にとっては厳しい市場環境であることがうかがえる。これは、サービス提供者に対して、より高い価値提供と効率性が求められていることの表れとも言えるだろう。
このような市場環境は、各結婚相談所が提供するサービスモデルや料金体系の多様化を促す要因となっている可能性がある。全体的な婚姻率の低下と、有料婚活サービスへの依存度および成功率の上昇という一見矛盾した状況は、現代日本において結婚を望む人々にとって、構造化された専門的なサポートがますます重要になっていることを示唆している。
1.3. 本レポートの目的
本レポートは、日本全国で展開する主要な結婚相談所の料金体系について、詳細な分析を提供することを目的とする。特に、男性会員と女性会員の間で料金に差が存在するのか、存在するとすればどの程度の差があり、その背景にはどのような理由があるのかを、2025年を見据えた最新の利用可能なデータに基づき解明する。この分析を通じて、潜在的な利用者が複雑な料金体系を理解し、自身に適したサービスを選択するための一助となることを目指す。
1.4. 中心的な問い
本レポートの中心的な問いは、「2025年において、日本の主要な結婚相談所では男性と女性で異なる料金が設定されているのか、そしてその理由は何か?」である。
2. 主要な全国展開型結婚相談所の特定
2.1. 特定方法
本レポートで「主要な全国展開型結婚相談所」として取り上げる事業者は、各種ランキングサイトでの評価 7、公表されている会員数 10、加盟している連盟やネットワーク 10、そして全国的な店舗展開状況 7 などの要素を総合的に勘案して特定した。
2.2. 主要な結婚相談所
上記の基準に基づき、主要な事業者として以下の結婚相談所が挙げられる(順不同):
ゼクシィ縁結びエージェント、IBJメンバーズ、ツヴァイ (ZWEI)、オーネット (O-net)、サンマリエ、パートナーエージェント、ノッツェ (NOZZE)、フィオーレ (FIORE)、TMSパートナー、ムスベル、エン婚活エージェント、スマリッジ。
これらの事業者は、多くの比較調査やランキングで頻繁に名前が挙がっており、一定の市場認知度と規模を有していると考えられる 7。
2.3. 結婚相談所のタイプ紹介
結婚相談所は、提供するサービスの形態によって、主に以下のタイプに分類される。
- 仲人型 (Nakodo-gata): 専任のカウンセラー(仲人)が、会員の希望や相性を考慮して相手を紹介し、お見合いのセッティングから交際、成婚に至るまで手厚いサポートを提供するタイプ。サポートが充実している分、料金は比較的高額になる傾向がある。例:パートナーエージェント、サンマリエ、ムスベル、IBJメンバーズ 18。
- データマッチング型 (Data Matching-gata): 会員のプロフィールや希望条件をデータベースに登録し、システムが相性の良い相手を抽出・紹介するタイプ。仲人型に比べて会員自身の主体的な活動が求められることが多いが、料金は比較的抑えられている場合がある。例:オーネット、ツヴァイ(一部)、エン婚活エージェント 18。
- ハイブリッド型 (Hybrid-gata): 仲人型とデータマッチング型の両方の要素を組み合わせたタイプ。システムによるマッチングと、カウンセラーによる紹介やサポートの両方を利用できる。例:ツヴァイ、ゼクシィ縁結びエージェント、フィオーレ 9。
- オンライン型 (Online-gata): 主にオンライン上でサービスが完結するタイプ。店舗を持たないか、限定的なため、運営コストが抑えられ、料金が最も低価格帯になることが多い。例:エン婚活エージェント、スマリッジ、naco-do 20。
2.4. 連盟・ネットワークへの加盟
多くの結婚相談所は、単独で会員を抱えるだけでなく、IBJ(日本結婚相談所連盟)、TMS(全国結婚相談事業者連盟)、CONNECT-ship、SCRUMといった大規模な連盟やプラットフォームに加盟している 10。これにより、加盟相談所の会員同士が相互に紹介可能となり、出会いの機会が大幅に拡大する。
注意すべき点として、結婚相談所が公表する「会員数」は、自社会員数だけでなく、これらの連盟に所属する他の相談所の会員を含んだ「紹介可能会員数」であることが多い 10。例えば、ツヴァイやオーネットはIBJネットワークの会員にもアクセス可能であり 10、パートナーエージェントやゼクシィ縁結びエージェント、エン婚活エージェントなどはCONNECT-shipを利用している 11。ムスベルは複数の連盟(IBJ, BIU, JBU, SCRUM)に加盟し、広範なネットワークを活用している 10。
したがって、利用者は公表されている会員数を比較する際に、その内訳(自社会員とネットワーク会員の比率など)を意識する必要がある。単に総会員数が多いだけでなく、どのネットワークにアクセスできるかが、出会える相手の層や数を左右する重要な要素となる。結婚相談所選びは、特定のブランドを選ぶと同時に、その背後にあるネットワーク・エコシステムへのアクセスを選ぶことでもあると言える。
表1: 主要な全国展開型結婚相談所の概要
結婚相談所名 | 主なタイプ | 主要な加盟連盟/ネットワーク | 推定紹介可能会員数 (備考) |
ゼクシィ縁結びエージェント | ハイブリッド型 | CONNECT-ship, 自社会員 | 約28,800名 (2024年3月末時点) 11 |
IBJメンバーズ | 仲人型/ハイブリッド型 | IBJ | 約96,449名 (IBJ全体, 2025年3月時点) 14 |
ツヴァイ (ZWEI) | ハイブリッド型 | IBJ, 自社会員 | 約102,000名 (IBJとの合計, 2024年7月末時点, 内訳不明確) 10 |
オーネット (O-net) | データマッチング型/ハイブリッド型 | IBJ, 自社会員 | 約125,698名 (IBJとの合計, 2024年1月1日現在, 内訳不明確) 10 |
サンマリエ | 仲人型 | IBJ | 約94,763名 (IBJ全体, 2023年12月末時点) 1019 |
パートナーエージェント | 仲人型 | CONNECT-ship, SCRUM | 約98,000名 (紹介可能会員数, 2024年8月時点) 11 |
ノッツェ (NOZZE) | データマッチング型/ハイブリッド型 | BIU/JBA/良縁会ネットワーク (提携), CONNECT-ship | 約66,000名 (BIU/JBA/良縁会+ノッツェ提携) + CONNECT-ship会員 15 (※自社会員数は不明確) |
フィオーレ (FIORE) | ハイブリッド型 | CONNECT-ship, SCRUM | 約84,458名 (2025年1月時点) 11 |
TMSパートナー | 仲人型/ハイブリッド型 | SCRUM (TMS運営) | 約65,946名 (SCRUM会員数, 2023年11月時点) 11 |
ムスベル | 仲人型 | IBJ, BIU, JBU, SCRUM | 約215,529名 (4連盟合計, 2025年1月時点) 10 |
エン婚活エージェント | オンライン型 | CONNECT-ship, JBA, SCRUM | 約187,000名 (提携含む, 2024年7月時点, 内訳不明確) 10 |
スマリッジ | オンライン型 | CONNECT-ship (JBA, TMSコネクト経由含む可能性あり), その他 | 約30,000名 (2022年2月時点) 13 (※最新の提携状況により変動の可能性あり) |
仲人協会連合会 | 仲人型 | 独自ネットワーク | 約18,000名 1915 |
- 注: 会員数は公表時期や集計基準により変動します。特にネットワーク会員数は連盟全体の規模を示すものであり、個々の相談所の実質的な活動会員数とは異なる場合があります。最新かつ詳細な情報は各相談所の公式サイトでご確認ください。
3. 料金体系の比較分析(2025年/最新データ)
3.1. 料金構成要素の説明
結婚相談所の料金体系は、一般的に以下の要素で構成される。
- 初期費用 (Shoki-hiyo): 入会時に支払う費用で、「入会金 (Nyukai-kin)」や「登録料 (Toroku-ryo)」が含まれることが多い。これらは、入会手続き、プロフィール作成サポート、初期カウンセリングなどの対価として設定される 21。費用は相談所のタイプやプランによって大きく異なり、オンライン型では1万円程度から、サポートの手厚い仲人型では30万円を超えるケースもある 12。
- 月会費 (Gekkaihi): 在籍期間中に毎月支払う費用。システム利用料、会員情報の維持管理、定期的な紹介(プランによる)、相談対応などのサービス利用料に充てられる 21。相場は一般的に5千円から2万円程度とされるが 21、プラン内容やサポートの手厚さによって変動する。一部には月会費0円のプランも存在するが、その場合は他の費用(初期費用やお見合い料など)が高めに設定されている可能性がある 17。
- 活動費用 (Katsudo-hiyo): 活動中に発生する可能性のある費用。代表的なものに「お見合い料 (Omiai-ryo)」があり、お見合いがセッティングされるごとに発生する。仲人型の相談所で見られることが多く、データマッチング型やオンライン型では無料の場合が多い 18。相場は1回あたり0円から1万円超まで様々である 8。
- 成婚料 (Seikon-ryo): 結婚を前提とした相手が見つかり、相談所を退会する際に支払う成功報酬。この「成婚」の定義は相談所によって異なるため、入会前に確認が必要である 20。データマッチング型やオンライン型では0円の場合が多い一方、仲人型では重要な収入源となっており、5万円から30万円以上、高額な場合は50万円を超えることもある 7。
3.2. 主要結婚相談所の料金データ
以下に、主要な結婚相談所の代表的なプランにおける料金体系を、最新の利用可能なデータ(2024年~2025年初頭)に基づいて示す。料金はプランによって大きく異なるため、あくまで一例として参照されたい。
表2: 主要結婚相談所の料金比較(代表的なプラン・最新データ)
結婚相談所名 | プラン名/コース名 | データ時期 | 初期費用(税込) | 月会費(税込) | お見合い料(税込) | 成婚料(税込) | 1年間活動した場合の推定総費用(税込) | 備考 |
ゼクシィ縁結びエージェント | スタンダードプラン | 2024/6 8, 2025/4 12 | 33,000円 | 17,600円 | 0円 | 0円 | 244,200円 | オリコン1位(2024) |
IBJメンバーズ | アシストコース (例) | 2024/6 8, 2025/4 12 | 252,450円 | 17,050円 | 0円 | 220,000円 | 677,050円 | 成婚料あり |
ツヴァイ (ZWEI) | ご紹介プラン (例) | 2024/6 8, 2025/4 12 | 118,800円 | 15,950円 | 0円 | 0円 | 310,200円 | IBJ会員紹介プランは別料金・成婚料あり 13 |
オーネット (O-net) | オーネットプラン (例) | 2024/6 8, 2025/4 12 | 123,200円 | 15,950円 | – (発生しない) | 0円 | 314,600円 | IBJ会員紹介プランは別料金・成婚料あり 13 |
サンマリエ | スタンダードコース (例) | 2024/6 8, 2025/4 12 | 187,000円 | 18,700円 8 | 0円 | 220,000円 | 約631,400円 (月18.7k計算) | 成婚料あり |
パートナーエージェント | スタンダードコース (例) | 2025/4 128 | 110,000円 | 20,900円 8 | 0円 | 77,000円 | 約437,800円 (月20.9k計算) | 成婚料あり |
ノッツェ (NOZZE) | お見合いアシストコース (例) | 2024/6 8, 2024/1 7 | 110,000円 | 21,450円 7 | 11,000円/回 | 110,000円 | 約477,400円 (お見合い料含まず) | お見合い料・成婚料あり |
フィオーレ (FIORE) | セレクトコース (例) | 2025/4 12 | 165,000円 | 13,200円 | – (プランによる) | 110,000円 | 約433,400円 | 成婚料あり |
TMSパートナー | スタンダードプラン1 (例) | 2025/2 13 | 187,000円 (登録料+活動サポート費) | 16,500円 | – (プランによる) | 220,000円 | 約598,000円 | 成婚料あり 13 |
ムスベル | レギュラーコース (例) | 2025/4 127 | 330,000円 | 15,400円 | – (プランによる) | 330,000円 | 約844,800円 | 高額な初期費用・成婚料 |
エン婚活エージェント | 基本プラン | 2025/4 12, 2024/6 8 | 33,000円 (登録料) | 14,300円 | 0円 | 0円 | 204,600円 | オンライン型、低価格 |
スマリッジ | 基本プラン | 2025/4 12 | 6,600円 (登録料) | 9,900円 | 0円 | 0円 | 125,400円 | オンライン型、最安クラス |
仲人協会連合会 | スタンダードコース (例) | 2024/6 8 | 88,000円 | 12,100円 | 8,800円/回 | 220,000円 | 約454,000円 (お見合い料含まず) | お見合い料・成婚料あり、男女差の可能性あり 7 |
- 注:
- 上記は各社の代表的または標準的なプランの一例であり、他のプランも存在します。料金やサービス内容は変更される可能性があるため、最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。
- 初期費用には入会金、登録料、活動初期サポート費などが含まれる場合があります。内訳は各社で異なります。
- 「1年間活動した場合の推定総費用」は、初期費用 + (月会費 x 12) + 成婚料(発生する場合)で単純計算した概算値です。お見合い料やオプション料は含まれていません。実際の総費用は活動期間や利用状況によって大きく変動します。
- データ時期は参照した情報源に基づくものであり、料金改定が行われている可能性があります。
3.3. 総費用に関する考察
上記の表からもわかるように、結婚相談所の費用は、選択する事業者やプランによって年間数十万円から百万円近くまで大きな幅がある。特に、料金体系の違いが総費用に与える影響は大きい。
例えば、初期費用や月会費が低くても、高額な成婚料が設定されている場合(仲人型に多い)、最終的な総費用は高くなる可能性がある。逆に、成婚料が0円のプラン(データマッチング型やオンライン型に多い)は、成婚時の負担はないが、活動が長期化すると月会費の累計額が大きくなる。
この料金構造の違いは、単なる価格設定の問題ではなく、各相談所のサービス提供方針やビジネスモデルを反映していると考えられる。高額な成婚料を設定する相談所(特に仲人型)は、成婚という成果に対して強いインセンティブを持ち、手厚い個別サポートを提供することで成婚率を高めようとする傾向があるかもしれない 18。一方、成婚料0円の相談所は、会員が主体的に活動するためのプラットフォームやツールを提供することに重点を置き、月会費による継続的な収益を重視するモデルと言えるだろう 18。
利用者は、自身の予算だけでなく、求めるサポートのレベル(手厚いサポートか、自主性を重視するか)に応じて、どの料金体系が自分に適しているかを慎重に検討する必要がある。
4. 男女間の料金差:実態の検証
4.1. 一般的な傾向:男女同額が主流
日本の主要な全国展開型結婚相談所における料金設定を調査した結果、標準的なプランにおいては、男女間で料金差を設けていない、すなわち男女同額の料金体系が主流であることが明らかになった 8。
具体的には、オリコン顧客満足度調査で上位にランクインするゼクシィ縁結びエージェント、IBJメンバーズ、ツヴァイ、オーネット、サンマリエ、パートナーエージェントといった大手事業者では、初期費用、月会費、成婚料のいずれにおいても、男女で同一の金額が設定されていることが確認されている 8。他の多くの主要事業者についても、公開されている情報からは、男女別の料金設定を示すものはほとんど見当たらない 12。
4.2. 他の婚活サービスとの比較
この男女同額という傾向は、他の婚活サービス、特にマッチングアプリや一部の婚活パーティーとは対照的である。マッチングアプリでは、女性の利用料金を無料または男性よりも大幅に低く設定することが一般的である 28。これは、男女比のバランスを調整し、より多くの女性ユーザーを集めるための戦略とされる 29。
結婚相談所が男女同額を採用する背景には、単なる価格設定以上の、サービスの本質に関わる理由が存在すると考えられる(詳細は次章で述べる)。この料金設定の違いは、結婚相談所が提供するサービスの性質、すなわち「結婚」という明確な目的を持った真剣な活動の場としての位置づけを強調するものと言える。
4.3. 確認された例外的なケース
男女同額が主流であるものの、調査の過程でいくつかの例外的なケースや、男女で料金が異なる可能性のある状況が確認された。
- WeBCon: 女性向けに「プリンセスコース」というプランを提供しており、男性向けの「ウェブコース」(年間約33万円)とは異なる料金体系(詳細不明だが、より安価な可能性)が設定されている可能性がある 7。
- 仲人協会連合会: 基本料金は男女で大きな差はない可能性があるが、お見合い料が男性のみに発生する場合があることや、女性が婿養子を迎える場合に限り、通常より高額な成婚料(33万円)が適用されるといった、条件付きの男女差が存在する可能性が示唆されている 7。
- 特定の属性に特化した相談所: 医師や弁護士、経営者といった、いわゆる「ハイスペック」な男性会員の紹介に特化した一部のニッチな相談所では、女性会員に対して男性よりも高額な料金を設定している場合がある 27。これは、希少性の高い男性会員を確保・紹介するためのコストや、その層とのマッチングを強く希望する女性の需要を反映した価格設定と考えられる。例として、男性の年収条件(例:1,000万円以上)を設けている「セレンテ」のような相談所が挙げられるが、具体的な料金差は不明である 32。
- 期間限定のキャンペーンや割引: 標準的な料金体系とは別に、特定の性別や年齢層(例:「20代割」7)を対象とした入会金割引などのキャンペーンが実施されることがある 27。これらは恒常的な男女差とは区別して考える必要がある。
4.4. 料金差の定量化
上記の例外を除き、表2に示したような主要な結婚相談所の標準プランにおいては、男女間の料金差は基本的に0円である 8。WeBConや仲人協会連合会、特定のニッチな相談所における料金差の具体的な金額については、公開情報が限定的であり、詳細な比較は困難である。
結論として、日本の主要な結婚相談所市場においては、男女間の料金格差は一般的ではなく、料金の公平性が保たれていると言える。確認された少数の例外は、特定の事業者やサービス、あるいは特殊な条件に限られるものであり、市場全体の傾向を代表するものではない。この男女同額という原則は、結婚相談所のビジネスモデルとサービス提供のあり方を理解する上で重要なポイントとなる。
5. 男女間の料金設定戦略:その背景にある理由
結婚相談所の料金設定において、なぜ男女同額が主流であり、また一部で差異が見られるのか。その背景には、サービスの特性や市場戦略に基づいた合理的な理由が存在する。
5.1. 結婚相談所で男女同額が一般的な理由
- 相互の真剣度の担保: 結婚相談所は、結婚に対して高い意欲を持つ人々が集まる場である。男女双方に相応の費用負担を求めることで、「とりあえず登録してみる」といった安易な利用を防ぎ、真剣にパートナーを探している会員の質を維持する効果がある 26。費用負担は、結婚に向けた覚悟や投資意欲の表れと見なされ、結果的に会員全体の満足度向上に繋がると考えられる 29。
- 提供されるサービスの平等性: 結婚相談所が提供する基本的なサービス(システムの利用、カウンセリング、紹介、サポートなど)は、男女で内容が大きく異なるわけではない。そのため、サービス対価として同額の料金を請求することは、公平性の観点からも合理的である 26。現代においては、女性も男性と同様に、自身の希望条件に基づいて相手を選び、能動的にサービスを利用する主体である 28。
- マッチングアプリ等との差別化と質の維持: マッチングアプリのように女性を無料にすると、結婚への真剣度が低いユーザーが増加し、有料である男性会員のマッチング機会が減少したり、活動への意欲が削がれたりする可能性がある 29。結婚相談所は、男女双方から費用を徴収することで、会員の質と活動の真剣度を高く保ち、マッチングアプリ等との差別化を図っている。
- 現代的な男女観の反映: かつての「お見合い」のように、男性が費用を多く負担するという慣習や、男性の方が収入が高いという前提 29 に基づく料金設定は、現代の結婚相談所の実態には必ずしも適合しない。女性の社会進出が進み、自身の収入でサービスを利用し、主体的にパートナーを選ぶ現代においては、男女平等の料金設定がより自然であると考えられる 28。
5.2. 男女間で料金差が存在する場合の理由
男女同額が原則である一方、前述したような例外的な料金差が存在する背景には、以下のような理由が考えられる。
- 特定の会員層の誘致(特にハイスペック男性): 女性からの需要が高い特定の属性(高収入、特定の職業など)を持つ男性会員を確保するために、当該男性に対して料金を低く設定したり、逆にその層を求める女性に対して料金を高く設定したりする戦略が考えられる。これは、サービスの魅力を高め、特定の顧客層を引きつけるための価格差別化である 27。
- 市場の需給バランスへの対応(限定的): 婚活パーティーなどでは、特定の年齢層などで男女の参加希望者数に偏りがある場合に、料金差を設けてバランスを取ろうとすることがある 30。結婚相談所においては、高額な料金設定自体がある程度のフィルタリング効果を持つため、このような需給調整目的の料金差は一般的ではないが、一部のニッチな事業者では採用されている可能性も否定できない。
- 提供サービスの差異: WeBConの「プリンセスコース」7 や仲人協会連合会の特定条件 7 のように、男女で提供されるサービス内容や契約条件に実質的な違いがある場合に、料金差が設けられることがある。
- 歴史的経緯や独自の戦略: 一部の小規模な相談所や、特定の経営方針を持つ相談所が、歴史的な経緯や独自の競争戦略として男女差のある料金体系を維持している可能性も考えられるが、これは主要な市場トレンドとは言えない。
総じて、主要な結婚相談所における男女同額の料金設定は、サービスの質と会員の真剣度を維持するための合理的な戦略的選択である。それは、結婚という人生の重要な決断をサポートするプロフェッショナルサービスとしての自己規定を反映している。一方で、確認される料金差は、主に特定の市場セグメントをターゲットとした戦略や、特殊なサービス提供条件に起因するものであり、例外的な位置づけと理解するのが適切である。
6. 結婚相談所のタイプ別料金比較
結婚相談所の料金は、その運営タイプによって大きく異なる傾向がある。利用者は、自身の予算や求めるサポートレベルに応じて、適切なタイプの相談所を選択することが重要となる。
6.1. タイプ別料金相場
各タイプの年間活動費用の一般的な相場は以下の通りである。
- オンライン型: 年間約10万円~20万円 13。物理的な店舗運営コストなどが抑えられるため、最も低価格帯となる。初期費用が低く、成婚料が0円のケースが多い 18。例:エン婚活エージェント、スマリッジ。
- データマッチング型: 年間約20万円~40万円 18。システム主導のマッチングが中心で、仲人型よりは費用が抑えられる傾向にある。初期費用や成婚料も仲人型より低いことが多い 18。例:オーネット。
- ハイブリッド型: 年間約25万円~70万円以上 20。データマッチングと仲人サポートを組み合わせるため、料金範囲は広い。提供されるサポートの比重によって、データマッチング型に近いものから仲人型に近いものまで様々である。例:ツヴァイ、ゼクシィ縁結びエージェント、フィオーレ。
- 仲人型: 年間約30万円~80万円以上、プレミアムなサービスでは100万円を超えることも 18。手厚い個別サポートが特徴であり、料金は最も高額になる。高めの初期費用と、成果報酬としての成婚料が設定されることが多い 18。例:パートナーエージェント、サンマリエ、ムスベル。
6.2. 料金とサービス内容の関連性
上記の料金相場からもわかるように、料金の高さは、一般的に提供される人的サポートの手厚さと相関している。
- 高価格帯(仲人型、一部ハイブリッド型): 専任のカウンセラーによる個別相談、相手紹介、お見合い調整、交際中のアドバイスなど、きめ細やかな人的サポートが期待できる 18。婚活を自分一人で進めることに不安がある、あるいは専門家からの積極的な支援を求める人に適している。
- 低価格帯(オンライン型、データマッチング型): システムによるマッチングや会員自身による検索が活動の中心となる。サポートは比較的限定的で、会員の自主性が求められる 18。費用を抑えたい、自分のペースで活動したい人に適している。オンライン型は、店舗運営コストの削減により、特に低価格を実現している 29。
6.3. タイプ別の男女料金差の傾向
男女間の料金差については、どのタイプにおいても男女同額が基本である。しかし、第4章で触れた例外的なケース(WeBCon、仲人協会連合会、ハイスペック特化型相談所など)は、どちらかというと仲人型や、特定のターゲット層を持つ専門性の高い相談所に見られる傾向がある 7。
一方で、ゼクシィ縁結びエージェント(ハイブリッド)、オーネット(データマッチング/ハイブリッド)、ツヴァイ(ハイブリッド)、エン婚活エージェント(オンライン)といった、データマッチングやオンラインの要素が強い主要事業者においては、男女同額の料金設定がより一貫して見られる 8。これは、これらのタイプが提供するサービスが、システム利用や標準化されたプロセスに依存する部分が大きく、男女でサービス内容に差を設けにくいこと、また、より広範な顧客層を対象としていることなどが理由として考えられる。
したがって、結婚相談所のタイプは、総費用やサービス内容を決定づける主要な要因であるが、男女間の料金差の有無という観点では、主流であるデータマッチング型、ハイブリッド型、オンライン型においては、男女同額がほぼ標準と考えてよいだろう。料金差が存在する可能性を考慮すべきなのは、主に伝統的な仲人型の一部や、特定のニッチ市場を狙った相談所に限られると言える。
表4: 結婚相談所のタイプ別 年間費用相場と特徴
相談所タイプ | 年間費用相場 (税込) | 主な特徴 | 成婚料の有無 |
オンライン型 | 約10万円 ~ 20万円 | ・場所や時間を選ばず活動可能<br>・人的サポートは限定的、自主性重視<br>・運営コストが低く、料金が最も安い | 無いことが多い |
データマッチング型 | 約20万円 ~ 40万円 | ・システムによる相手紹介が中心<br>・比較的、自主的な活動が求められる<br>・仲人型より費用は抑えめ | 無い、または比較的低いことが多い |
ハイブリッド型 | 約25万円 ~ 70万円以上 | ・データマッチングと仲人サポートの組み合わせ<br>・サポートレベルに応じて料金幅が広い<br>・効率的な活動が可能 | プランによる(無い場合も、高額な場合もある) |
仲人型 | 約30万円 ~ 80万円以上 | ・専任仲人による手厚いサポート<br>・個別紹介、お見合い調整、相談対応が充実<br>・料金は最も高額になる傾向 | あることが多い(比較的高額) |
- 注: 上記の費用相場はあくまで目安であり、個別の相談所やプランによって大きく異なります。
7. 全国的な傾向と2025年の展望
7.1. 全国的な傾向のまとめ
これまでの分析から、日本の結婚相談所市場における全国的な傾向として、以下の点が挙げられる。
- 料金モデル: 主要な全国展開型相談所においては、男女同額の料金設定が標準である。ただし、相談所のタイプ(オンライン型、データマッチング型、ハイブリッド型、仲人型)によって、総費用には年間10万円台から100万円近くまでの大きな幅が存在する。料金構成要素としては、初期費用、月会費が基本となり、タイプによっては活動費用(お見合い料)や成婚料が加わる。
- 市場の成長と利用者層: 婚活サービス全体の利用は増加傾向にあり、特にオンライン・ネット系サービスの伸長が著しい 2。サービスの社会的受容度や、実際にパートナーを見つける成功率も高まっている 4。利用者層の中心は30代であるが、20代から50代以上まで幅広い年代に対応したサービスが存在する 7。結婚意向を持つ独身者が多いことも、市場の基盤となっている 1。
- 会員の質のアピール: 多くの相談所、特に大手連盟(例:IBJ)は、会員の質(学歴、年収など)をアピールポイントとしている。例えばIBJネットワークでは、男女ともに高学歴層が多く、男性会員の年収は全国平均を大きく上回るデータが示されている 14。これは、質の高い出会いを求める利用者への訴求となっている。
- 業界構造と競争: IBJ、TMS、CONNECT-ship、SCRUMといった大規模な連盟・ネットワークが会員データベースの基盤となっており、業界内での影響力が大きい 15。一方で、市場競争は激しく、一部では事業者の淘汰も進んでいる 6。これは、各相談所が提供価値の向上と運営効率化を迫られている状況を示唆する。
7.2. 2025年特有の動向と展望
2025年という特定の年に限定した予測データは限られているものの、最新のデータや既存のトレンドから、以下の点が展望される。
- データ利用の注意点: いくつかの情報源で「2025年」という表記が見られるが 7、これは多くの場合、情報の更新日や、2025年初頭までのデータを指している(例:14 の会員データは2025年1月1日時点)。2025年全体の市場動向を正確に予測する情報は限定的である。
- オンライン化の継続的進展: ネット系婚活サービスの利用増加というトレンド 2 は、2025年も継続すると予想される。これにより、低価格なオンライン型相談所の存在感が増し、従来型の相談所もオンライン対応の強化やハイブリッド化をさらに進める可能性がある。
- 成果指標の重視: 結婚相談所は、成婚率や成婚までの期間といった成果指標を重視する傾向が強い 7。競争が激化する中で、具体的な成果を提示できるかどうかが、2025年においても相談所選びの重要な判断基準となるだろう。ただし、「成婚」の定義が相談所によって異なる点には注意が必要である 20。
- **対応層の多様化:**晩婚化や再婚需要の増加 1 を背景に、中高年層(40代、50代以上)や再婚希望者への対応を強化する相談所が増える可能性がある。特定の年齢層や状況に特化したサービス(例:10 のムスベル、32 の茜会)の重要性が増すかもしれない。
- 価格戦略の可能性: 激しい市場競争 6 や低価格なオンライン型の台頭は、従来型の相談所に対して価格戦略の見直しや、サービス内容のパッケージ化などを促す可能性がある。ただし、大幅な価格破壊が起こるかについては、現時点では明確な兆候はない。
総括すると、2025年の日本の結婚相談所市場は、主要事業者における男女同額料金という原則を維持しつつ、サービスタイプによる大きな価格差が存在する状況が続くと考えられる。ネットワーク効果と成果主義が競争の鍵を握り、オンライン化の流れが市場全体に影響を与え続けるだろう。特定の2025年予測は少ないものの、既存のトレンドは、サービス利用の継続的な拡大、成果重視の姿勢、そして従来型事業者の適応努力を示唆している。
8. 結論と利用者への推奨事項
8.1. 分析結果の要約
本レポートの分析を通じて、以下の主要な結論が導き出された。
- 男女間の料金差: 日本の主要な全国展開型結婚相談所においては、男女同額の料金設定が圧倒的な主流である。初期費用、月会費、成婚料といった主要な費用項目において、性別による差は基本的に設けられていない。
- タイプによる料金差: 相談所のタイプ(オンライン型、データマッチング型、ハイブリッド型、仲人型)によって、年間総費用には顕著な差が存在する。オンライン型が最も低価格で、仲人型が最も高額となる傾向がある。この価格差は、提供される人的サポートの手厚さと強く関連している。
- 料金差の例外: 男女間の料金差が見られるケースは稀であり、主に特定のニッチ市場(例:ハイスペック男性特化型)を対象とする相談所や、特定のプラン、特殊な契約条件(例:婿養子)に限られる。
- 料金設定の背景: 男女同額の原則は、結婚に対する相互の真剣度を担保し、提供されるサービスの平等性を反映するものである。これは、利用料金体系において女性を優遇することが多いマッチングアプリとは明確に異なる、結婚相談所のサービス特性を示している。
- 市場環境: 結婚相談所を含む婚活サービスの利用は増加傾向にあり、成婚に至るケースも増えているが、市場競争は激化している。大規模な連盟・ネットワークの存在が、出会いの機会を左右する重要な要素となっている。
8.2. 結婚相談所選びに関する推奨事項
結婚相談所の利用を検討している個人に向けて、以下の点を推奨する。
- 自身のニーズと予算の明確化: まず、自身がどの程度のサポート(手厚い個別支援か、自主性を重んじるか)を必要としているか、そして婚活にかけられる予算はいくらかを具体的に定めることが重要である。これにより、検討すべき相談所の「タイプ」が絞り込める(表4参照)。
- 具体的なプランの比較: 相談所のブランド名だけで比較するのではなく、各相談所が提供する具体的な料金プランを詳細に比較検討する必要がある。表2を参考に、初期費用、月会費、お見合い料、成婚料といった全ての費用項目を確認し、想定される活動期間における総費用を試算することが望ましい。
- 男女差の有無の確認: 大手相談所の標準プランであれば、男女同額である可能性が高い。しかし、ニッチな相談所や特殊なプランを検討する場合は、念のため男女別の料金設定がないか、直接問い合わせて確認するとよい。
- 会員数の内実の理解: 公表されている会員数が、自社会員のみなのか、提加盟ネットワーク全体の会員数を含むのかを確認することが重要である 10。また、自身がアクセスしたいと考える会員層が、そのネットワークにどの程度含まれているかも考慮に入れるべきである 15。
- 価格以外の要素の検討: 費用は重要な要素だが、それだけで決定すべきではない。特に仲人型やハイブリッド型を検討する場合は、担当カウンセラーとの相性、具体的なマッチング方法(AI、データ、紹介など 7)、成婚の定義 20、そして既存利用者の評判や満足度調査の結果 7 なども総合的に評価する必要がある。
- 無料相談の活用: 多くの結婚相談所が無料のカウンセリングや説明会を実施している 10。これらを積極的に利用し、料金体系、サービス内容、会員層、サポート体制などについて、納得いくまで質問し、比較検討することが、後悔のない選択に繋がる。
8.3. 最終的な考察
結婚相談所の選択は、時間的にも金銭的にも大きな投資である。主要な相談所における男女間の料金格差がほとんどないという実態、そしてサービスタイプによる費用構造の違いを理解することは、利用者が自身の婚活目標と予算に合致した、より賢明で戦略的な意思決定を行う上で不可欠である。本レポートが、2025年を見据えた日本の結婚相談所選びの一助となれば幸いである。
引用文献
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- 婚活実態調査 | マーケットを読む・調査データ | リクルート …, 4月 14, 2025にアクセス、 https://souken.zexy.net/research_news/konkatsu.html
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- 【2025年4月最新】結婚相談所 おすすめ大手13社人気ランキング …, 4月 14, 2025にアクセス、 https://kekkon.kuraveil.jp/ranking
- 【最新】結婚相談所 オリコン顧客満足度ランキング|婚活 …, 4月 14, 2025にアクセス、 https://life.oricon.co.jp/rank_marriage/
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- 【徹底比較】結婚相談所のおすすめ人気ランキング【2025年4月】 – マイベスト, 4月 14, 2025にアクセス、 https://my-best.com/2688
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- [全国展開の結婚相談所x24]コース別年間費用の比較&ランキング, 4月 14, 2025にアクセス、 https://hikakumaru.com/price-comparison/
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- 大手結婚相談所4社のサービスや費用などを比較 – ツヴァイ, 4月 14, 2025にアクセス、 https://www.zwei.com/service/hikaku/
- 【2025年最新版】料金が安い結婚相談所おすすめランキング, 4月 14, 2025にアクセス、 https://kekkon.kuraveil.jp/intro/low_cost
- 結婚相談所の料金相場と内訳を徹底解説!選び方のポイントも紹介, 4月 14, 2025にアクセス、 https://life.oricon.co.jp/rank_marriage/special/knowledge/fees/
- 結婚相談所の料金・相場ガイド | 各社比較とコスパ最強相談所の紹介, 4月 14, 2025にアクセス、 https://kekkon.kuraveil.jp/intro/cost
- プロ監修!結婚相談所おすすめランキング13選【2025年最新】料金・成婚率・口コミで分かった選び方も! – 婚活ノート, 4月 14, 2025にアクセス、 https://www.konkatsu-note.net/marriage-agency-recommended/
- 結婚相談所における料金の相場はいくら?男女差はある?入会金 …, 4月 14, 2025にアクセス、 https://bridal-marl.com/blog/marriage-agency-cost/
- 気になる結婚相談所の費用 予算の決め方・平均金額・料金目安, 4月 14, 2025にアクセス、 https://kekkon.kuraveil.jp/column/1146
- 【2025年4月】結婚相談所おすすめ人気ランキング!大手13社の料金や口コミを徹底比較 | POP(ポップ) – インティメート・マージャー, 4月 14, 2025にアクセス、 https://corp.intimatemerger.com/pop/marriage-agency-ranking/
- 結婚相談所でかかる費用の相場は?料金比較時のチェックポイントも解説!, 4月 14, 2025にアクセス、 https://zexy-en-soudan.net/column/feature/04.html
- 結婚相談所の料金の相場や内訳を解説 – 婚活応援コラム – オーネット, 4月 14, 2025にアクセス、 https://onet.co.jp/marriage_column/2925.html
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- 結婚相談所の料金に男女差があるのはなぜ?その理由と選ぶべきか判断する方法, 4月 14, 2025にアクセス、 https://infini-school.jp/blog/marriage-agency-fee-gender-difference/
- 結婚相談所を経営してるとよく聞かれる質問3選!②女性も同じ料金なの? – note, 4月 14, 2025にアクセス、 https://note.com/up_suika/n/nd23abc6a0728
- 女性の利用料金が安い結婚相談所はあるの?料金相場を比較 | 成婚 …, 4月 14, 2025にアクセス、 https://en-konkatsu.com/column/6863/
- 婚活に掛かる費用はなぜ男性のほうが高いの? – ブライダルネット, 4月 14, 2025にアクセス、 https://www.bridalnet.co.jp/marriage_columns/185/
- 結婚相談所の男女比はどのくらい?割り合いを知ったうえで大切なこと – フィオーレ, 4月 14, 2025にアクセス、 https://www.total-marriage.com/column/10373/
- 人気の結婚相談所ランキング【2025年最新】12社を料金・会員数・特徴で徹底比較 – Meeeet, 4月 14, 2025にアクセス、 https://meeeet.jp/marriage-agency-recommendation
- 結婚相談所の会員数にまつわる2つの事実!大事なのは会員数じゃなくサポート, 4月 14, 2025にアクセス、 https://www.mpartners.jp/happy/2024/05/02/number-of-members/
- 30代におすすめの人気結婚相談所9選【2025年4月】選び方・料金・評判を徹底解説 – LIFRELL, 4月 14, 2025にアクセス、 https://lifrell.co.jp/marriage/30s-agency-osusume/
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